2017年11月10日
'17.11.03-05 瑞牆山登山とキャンプ@みずがき山自然公園キャンプ場 中編
空屋氏の車で送ってもらったので、
キャンプ地からここまで約40分のショートカット。
山に登らない空屋氏はお風呂ついでに白州にあるワイナリーに行くとのことで、
ここで一旦お別れです。
無線持ちの空屋氏とogrさんが定期的に連絡しお互いの現状を把握することにします。
08:55 黒森コースをカサメリ沢の駐車場からスタート。
不動滝経由で時計回りに周回です。
9月の三連休はここまで来たのですが、
天候悪化を考慮して登らずに下見ということで引き上げました。
ということで、
まずは最初のチェックポイントの不動滝を目指します。
キャンプ地からここまで約40分のショートカット。
山に登らない空屋氏はお風呂ついでに白州にあるワイナリーに行くとのことで、
ここで一旦お別れです。
無線持ちの空屋氏とogrさんが定期的に連絡しお互いの現状を把握することにします。
08:55 黒森コースをカサメリ沢の駐車場からスタート。
不動滝経由で時計回りに周回です。
9月の三連休はここまで来たのですが、
天候悪化を考慮して登らずに下見ということで引き上げました。
ということで、
まずは最初のチェックポイントの不動滝を目指します。
序盤は斜度も緩く落ち葉の積もった歩きやすい道です。
紅葉の森の中を行くのは本当に気持ち良い。
こんな感じで沢筋を巻いて登っていきます。
気温は10℃くらいでしたが、歩いていてちょうど良い温度でした。
人の背丈よりも大きい巨岩があちこちにゴロゴロしています。
巨岩を小枝が支えております。
コレを抜いたら・・・
渡渉箇所の橋は丸太橋ですが鎖の手摺りがついています。
この辺りから水の音を聞きながら上流へ遡っていきます。
エメラルドグリーンとまではいきませんが、
水がとても綺麗です。
川の水ってなぜか落ち着くんだよなぁ~
岩場を直登かと思ったら左につづら折りでした。
左手には水平方向に切れ落ちた岩が。
自然の作り出す光景に思わず息をのみます。
何度目かの渡渉箇所です。
コースタイム的にはそろそろ不動滝も近いはず。
マイハニー 「滝が近いのに全然水の音聞こえないね」
俺 「そうだねぇ~」
マイハニー 「もしかしたら滝、ショボいんじゃない?」
とか言ってると・・・
09:46 ほぼコースタイム通りに不動滝に到着です。
ぜんぜんショボくありません。
ほぼ垂直に岩肌を水が流れ落ちているので、
滝壺にゴウゴウと落ちる音がしないだけで水量は充分です。
誰だ?
ショボいとか言ってた奴は?
岩が削られて天然のウォータースライダーの様になっていますね。
とは言っても人が実際に流れたら王大人に死亡確認されるでしょう。
09:58 小休止後、出発です。
マイハニーのニット帽とザックの色が同色でさりげなくコーディネイトされていますが、
本人曰く狙ったわけではないとのこと。
10:09 すれ違いの方に見守られつつ渡渉するマイハニー。
ここは橋がありませんが、
それほど難易度は高くないと思われます。
まあ水量しだいではありますが。
二つに割れた岩がVサインをしてる手のようです。
お釈迦様の手のひらってこんな感じなのかと軽く孫悟空気分を味わいつつ進みます。
10:22 ロープで斜度のキツイ岩場を登っていきます。
この辺りから急登が断続的になってきます。
ogrさん撮影、なんか躍動感あって俺カッコ良くね?
まあ写真の腕の差ですかね・・・
ここでも枝が巨岩を支えておりました。
外すと大惨事になるので気をつけましょうねw
10:37 王冠岩という名前がついています。
他にもこういった看板があり、切り立った岩にはそれぞれ名前がついているようでした。
この先は急登で一気に標高上げる感じ。
11:31 山頂方向と富士見平方面との分岐到着。
山頂まで10分だそうです。
あと少しか、と思ったら・・・
鎖場で大渋滞。
その先の梯子も渋滞。
梯子を越えると・・・
11:42 瑞牆山2230.2m登頂です!
三連休の百名山とあって人がとにかく多い・・・
高度計との誤差はわずか5mでした。
人が切れた隙をついて、ogrさんに撮ってもらいました。
大ヤスリ岩、久々の高度感。
股間がヒュンヒュンします。
方角的に金峰山かな・・・だとすれば突き出てるのが五畳岩でしょうか。
こちらは弘法岩、人がいますがどうやって行ったんだろ?
それっぽい分岐とか無かったけどな・・・
人が多く昼飯食う場所も確保できそうにないし、
風も強いので移動することに。
12:05 先ほどの分岐まで戻ってきました。
下山は富士見平方向へ。
12:08 大ヤスリ岩が見える場所で昼飯スペースを確保。
ザックを軽くする為にもここで休憩とします。
色々忘れ物があって、急遽予備食のパスタを茹でることに。
パスタに昨夜の残りのビーフシチューをのっけました。
シチューはスタンレーのフードジャーに入れて持ってたものです。
シチュー系は一晩寝かすとホントに美味しくなりますね。
コーヒーはエチオピアン・モカです。
13:06 出発です。
この辺からはアスレチックな岩場を両手両足を使って降りていきます。
今度は見上げる大ヤスリ岩。
滑りやすい岩には鎖がかかっています。
先行していたogrさんが岩の上で待っていました。
このポーズ、余裕たっぷりですね。
やはり巨岩を支える数々の枝。
左の太いのは本当に効果ありそうな感じで逆に怖いな・・・
13:46 桃太郎岩の階段を通過。
13:55 鞍部に下りてきました。
ここから富士見平までは30分ほど。
渡渉があり、その先はしばし登り返します。
ここの登り返しがけっこうキツかったぜ。
14:23 富士見平小屋に到着。
ここで小休止を兼ねて帰路のルートを確認していると雨がパラついてきたました。
空屋氏と連絡と思ったらogrさんの無線はバッテリー切れ。
が、SBが4G入ったので普通にスマホで電話。
予定ならコースタイム1:10のみずがき林道経由で泊地に戻る予定でしたが、
コースタイム40分で瑞牆山荘へ降りて、空屋氏に車で迎えを要請。
幸い空屋氏はまだ飲酒していなく迎えに来てくれることに。
コースタイム40分なので、
ちょっとまき気味で30~35分後に下山予定と空屋氏に伝えて出発です。
金色の唐松と瑞牆山、とにかく絵になる山容です。
すると空屋氏から入電、瑞牆山荘に既に到着とのこと。
早ぇ~よっ!
14:56 なにやら神社があるようです。
空屋氏が既に待っているので坂を駆け上っていくと・・・
大岩に囲まれた祠がありました。
が、鳥居もないし神社といよりかは、
なにか封じ込めてあるというか・・・
薄暗くなってきたせいもあり、
正直なところあまり気味が良くなくこれ以上近づきませんでした。
なんですかね、この感じ。
普段は非科学的なことは全く信じないんですがね、
全身がこれ以上近づくなと警報を発しているような・・・
それはさておき、
空屋氏も待っているので下山を急ぎます。
15:13 下山完了です。
お疲れ山でした!
自然が作った景観、数々の岩峰、渡渉、滝、鎖場、梯子とバラエティーに富んだコースは、
登る者を飽きさせず、何度も行きたくなる山でした。
今年5座目の深Q百名山でしたが、
流石百名山としか言いようがない素晴らしい山だと思いました。
後編へ続く