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Nao_K
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アウトロー理系、ものづくり系技術屋(本業)兼バーテンダー(副業)です。
’18年6月に4度目の転職。技術屋としての先が見えないのは以前と変わらないが、何かをつかんだ気もする。
自分でも忘れかけているがバイク乗り。
愛機はKawasaki
'93 ZL400B3(車検切れ)
'86 ZL400A1改592cc chain drive(車検切れ)
年に数回レーシングカート(レンタル)の草レースにも参戦中。
アウトドアは登山、時々キャンプ、たまにモータースポーツ。
インドアは酒と酒と酒、月一ぐらいでギタリスト。
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2020年11月08日

'20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など

二泊三日トータルで

標準CT 16時間45分
所要時間 20時間56分
コースタイム 16時間5分
CT比0.96

でした。


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など

距離 24.6km
登り累積標高差 2730m
下り累積標高差 2718m

20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など
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さて、

今回の山行の総括など反省会です。

結果からいうと、全員ではないものの無事に予定のルートで下山。


正しいプロセス無くして

正しい結果無し


という理論に基づけば間違っていなかったと言えます。









けっこう紙一重な部分はあったと思います。

あえてネガな部分にも目を向けようかと。

(決してボヤいてるわけではない)


①行程

出発の二日前に白馬大池のテント場を三張り確保、

これが本当に大きい。

初日の行程が短い為出発時間を遅く設定できた為、

睡眠時間をしっかり確保、二日目以降の行動に負担がなかった。

もし白馬大池のテント場を確保できなかった場合、

初日の行程が村営頂上宿舎までの長丁場(標準CT6:45、距離10.3km、登り1435m、下り492m)、

この場合、全ての行動が4時間前倒しになってしまう。

それにMizYo!ネキは途中撤退の決断するタイミングも逸してしまったのではなかろうか・・・


逆に二日目は天狗山荘まで(標準CT2:50、距離4.7km、登り629m、下り674m)と、

時間を持て余すことに。


②メンバーのコンディション

MizYo!ネキは途中撤退でした。

CT3時間の短い行程の段階での撤退、

色々悩んだとは思いますが、無理しないで正解だったと思います。

M田氏は最終日の難所越えを目前の二日目夜のの体調不良。

大事を取ってテント泊から小屋泊に切り替えるという判断が功を奏したと思います。

他にもKazYo!ネキが事前トレーニングで足首を痛めていたり、

自分も椎間板ヘルニアの症状がチラホラと、

と細かいことを心配したらキリが無いのですが、

万全ではなかったことは事実だったと思います。


③天候

Webを利用しての情報収集でした。

メンバー各々調べていましたが、気象図を読んでいるわけでなく、

あくまで予報頼り。

的中率の高い気象予報サービスを信頼しての行動でしたが、

もし、

的中率の高い予報で雨天だった場合、

この時の我々に途中撤退を決断できたのか?

とも思います。


④ルート

初日の段階では大丈夫だったが、

二日目にエスケープルートの大雪渓が崩落により通行止め。

・不帰ノ嶮を越えて唐松より下山を強行

・天狗平より引き返して栂池に戻る

という二択のみになってしまった。

天候、体調も問題なく最終日に撤退ということはありませんでしたが、

何らかの理由で撤退するかもとなった時に、

強行せずに本当に撤退できたのか?



⑤不帰ノ嶮

白馬側から登りのルートで通過、

行ってみて思ったのは唐松側からの下りの方が難易度は絶対高くなるのではないだろうか。

逆回りの場合、

初日に不帰ノ嶮を抜けるので体力、集中力に問題は無いとしても、

食料、水満載で抜けることになる、しかも下りで。

その場合は出発時間が早く、

十分な睡眠時間が確保できない状態での入山ということにもなる。

我々は最終日で疲労もあったが初日に比べ荷物はそれなりに軽くなっていたし、

隊列を入れ替えたことも上手く機能したと思います。

難所越えに関しては、

技術を磨き、体力を付け、装備も万全だったとしても、

危機に陥りにくくなるだけで、

危険箇所が安全地帯になるというわけではない。

ワンミスで命取りになる場所であることは変わらない。

やはり怖いものは怖い。

楽しめる余裕はあったけど、

ビビリなくらいで自分はちょうど良いかなとも思います。



振り返ってみると、

都度、的確な行動がとれたからこそ上手くいったのではないかなあ、

と思うわけです。

選択を迫られる局面に陥る前に対処できたことが結果に結びついたのではないかと。

「今回はたまたま上手くいった」

というほど大げさなわけではありませんが、

次回以降もこう有り続ける為に、

ネガな部分にスポットライトを当てる、

言い換えれば、

なぜ上手くいったのかを考察する

ことが大事なのではないかと。

(決してボヤいてるわけではない)

良きプロセスを踏んだからこそ

良き結果を得られたことは

紛れもない事実

だと思います。


自分について雑感

鹿島槍の時は登りたい動機がほとんどなく、

完全に受動的な連れられ登山でしたが、

今回は動機が非常にはっきりしていました。

モチベーションも高く、

登りたい

行きたい

という強い意志こそが原動力となることを実感。



終わってみれば

天気にも恵まれ日程、行程も上手く運び、

現時点での過去最高の山行になりました。

なにより楽しかった。

そこは否定するところではないのですが、

素直に喜べないというか若干引っかかる部分が無いわけではないのです。

(決してボヤいてるわけではない)


と言うわけで宴の時間です。


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など


夕食はビュッフェスタイルでした。

どれも美味しく食べ過ぎちゃいましたよ。


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など

翌日は歩いた稜線を眺めながら、

朝風呂を満喫。


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など

朝食もご飯おかわりしてたくさんいただきました。

満足!


チェックアウト後はホテルの近くをMizYo!ネキの案内で散策。


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など

マスの養魚場を見学したり、


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など

お花畑で癒されたり、


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など

吊り橋渡って・・・


20.09.19-21 Team OHNO とテント泊で栂池-唐松を縦走する おまけ、反省、総括など

蕎麦畑を歩いてホテルに戻りここでM田氏とはお別れ。

その後ニキ邸に戻り、車を回収して横浜に戻りました。



今回も各種手配やプラニング等大変お世話になりました。

前泊含め4泊5日の密度の濃い山旅になりました。

同行の皆様、

ありがとう

&

お疲れ様でした!








タグ :登山備忘録

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