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Nao_K
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アウトロー理系、ものづくり系技術屋(本業)兼バーテンダー(副業)です。
’18年6月に4度目の転職。技術屋としての先が見えないのは以前と変わらないが、何かをつかんだ気もする。
自分でも忘れかけているがバイク乗り。
愛機はKawasaki
'93 ZL400B3(車検切れ)
'86 ZL400A1改592cc chain drive(車検切れ)
年に数回レーシングカート(レンタル)の草レースにも参戦中。
アウトドアは登山、時々キャンプ、たまにモータースポーツ。
インドアは酒と酒と酒、月一ぐらいでギタリスト。
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2019年11月05日

'19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

大倉-蛭ヶ岳の日帰りピストンについては、

過去のブログで、

「このルートの日帰りは二度とやらないと思います」

と断言したものの、

体力維持のために登る候補に挙がることも何度かありました。








リピートしなかったのには理由が。

過去の山行で

一番きつかった

のですよ。

ホントに身体中ボロボロになりながら、

かろうじて日の入り前に下山というね。








2017年は

大倉から蛭ヶ岳を日帰りピストン

鴨沢から雲取山を日帰りピストン

上高地から涸沢を日帰りピストン

と、

ロングトレイル三部作的に

ファストハイクに躍起になっていたのですが、

一番きつかったのが大倉-蛭ヶ岳でした。

昨年の同時期に神ノ川ヒュッテから周回ルートで蛭ヶ岳に行きましたが、

こっちもこっちきつかったのですけどね、

楽しむ余裕はあった、脳汁も出たし。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

で、

三度目の蛭ヶ岳は未踏の焼山からの主脈ルートで登ろうかと思ったのですが、

台風19号の被害で焼山ルートは通行止め。

道志道も色々な箇所で崩落し通行止め。

11/2-11/4はカレンダーでは年内最後の三連休、

予報では土曜は終日☀、日曜午後から☂。

土曜にサクッと日帰るのがベストプランと判断。

同日は滑落ニキが他3名と一泊で登るとの情報を得ていたので、

ちょうど冷やかしかねて大倉からピストンすることにしました。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

05:04 行動開始です。

前回は04:35出発18:02下山と13.5時間かかっており、

ちょっとスタートが遅れたことが気になるも行動開始。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

05:26 観音茶屋

やっぱり夜の山は気味が悪い。

コレばっかりは何度やっても慣れませんね。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

駒止下の階段、

先日のバカ尾根ピストン時の反省を踏まえ、

前日にしっかりと睡眠を取ってから来たので疲労感はほとんど無し。

天気、気温、風もちょうど良く、身体がとても軽い。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る










19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

07:10 花立山荘より富士山

天気はまずまずか。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

花立より目的地の蛭ヶ岳を望む。

左奥のピークが蛭ヶ岳、遠いね。

でも、

その遠さは一度経験済みなので心の準備はできている。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

ユーシン側から雲海というかガスが上がってきている。

着く頃にはガスガスかもしれんね。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

07:36 塔ノ岳1491mに登頂(8度目)

所要時間2時間32分は過去最短。

うん、無理はしていない。

身体も環境もコンディションがとても良い。

行動食を摂取して小休止。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

霞んでるけど富士山、

つか雲海がすごいな・・・


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

蛭ヶ岳、このアングルからの距離感に騙されてはイカンのです。

歩く稜線は大きく回り込んでいてここからは見えないんだよね。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

07:46 まずは丹沢山へ向けて出発


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

紅葉がちらほらと。

ピンポイントで濃く色づいていました。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

日高と書いて「にったか」or「ひったか」と読む。

某熱烈中華食堂とは読み方が違うのだよ。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

ここの稜線は本当にご褒美ゾーンです。

青空も見えてとても気持ち良い。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

そこそこ紅葉していますね。

檜洞丸も見えました。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

標示の文字がかすれてるけど、

竜ヶ馬場とかいて「りゅうがばんば」と読む。

丹沢は変な読みのピークが多いよね。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

やっぱり霞んでるなあ・・・


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

08:34 丹沢山1567mに登頂(3度目)

前回よりもスタートが遅かったですが到着時刻は偶然にも同じ。

このペースなら蛭ヶ岳までは確実に到達可能。

ですがゴールはあくまで大倉、

復路の体力を踏まえての判断です。

足は元気、疲労感は軽微、気力も十分。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

08:42 蛭ヶ岳に向けて出発

突貫!


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

むむむ、

稜線に出るといきなりガスガスですぞ。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

ガスが凄い勢いで斜面を上がってきている。

気温も一気に下がった感じ。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

丹沢山からの下降、そして不動ノ峰への登り返し。

ここが地味にきつい。

けどなんか気持ちE。

ひょっとして脳汁出てる?


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

09:15 不動ノ峰1614mに到着

地味だけど丹沢で二番目に高いピークです。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

棚沢ノ頭への下降と登り返し。

なんかスゲー気持ち良くなってきた。

これは完全に脳汁出てるな。

ペースが全く乱れない。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

09:23 棚沢ノ頭

丹沢山と蛭ヶ岳の中間地点ですね。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

蛭ヶ岳が見えたが山頂はガスの中。

ちょっと残念です。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

ここも紅葉はピンポイントで。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

09:35 鬼ヶ岩に到着

残り1kmを切りました。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

このルートで唯一の岩場です。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

前回は鬼ヶ岩からの下降と登り返しでかなり心を折られたが、

今回はなんか気持ち良い。

脳汁分泌ポイントへ赴くのではなく、

自ら全力で脳汁出しにいくスタイル!


これよ、これ。



















19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

09:57 蛭ヶ岳1673mに登頂(3度目)

所要時間4時間53分

俺氏

限界突破!

山頂はガスガスで眺望ゼロ。

風も強くトレランさん二人も早々に撤収してました。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

山頂独り占めだったのでのんびり山ご飯にします。

風が強かったので珍しく風防も出しました。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

チンするご飯をラップでくるんでビニール袋に入れてクッカーで湯煎。

おかずのイワシも一緒に湯煎です。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

湯煎したお湯でインスタントのお吸い物と

付け合わせに乾燥椎茸と高野豆腐をお湯で戻して出汁と油揚げを加え煮物風に。

珍しく和テイストの山ご飯です。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

この日のザックはこんな感じ。

念のためビバーク装備込みで12kg強、

まあいつもの感じです。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

いや、マジで山頂誰もいねえ。

そして何も見えない・・・


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

10:49 さて、帰るか。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

ちょっとだけ宮ヶ瀬湖が見えました。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

鞍部から鬼ヶ岩。

こうやって見るとたしかに鬼に見えなくもない。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

なんかすごいバランス、

いつ落ちてもおかしくなさそう。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

棚沢ノ頭の北側斜面、

けっこう崩落してる。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

気持ち良い稜線歩き。

今回は復路も楽しめる余裕がある。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

12:01 丹沢山に到着

小休止して行動食を摂取。

そろそろ滑落ニキ達とすれ違ってもよい頃なのだがね・・・


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

12:12 お地蔵さんに安全祈願して丹沢山を出発。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

熊笹と木道って丹沢らしくてホッとします。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

あとちょっとで尊仏山荘ってところですれ違いました。

左から汁登山家の人、水泳キャップの人、滑落ニキの三人。

あれ、一人足りないような・・・

蛭ヶ岳山荘で一泊し翌下山だそうで。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

13:01 再び塔ノ岳山頂

三連休初日だけあってスゲー混み方です。

下山渋滞はイヤなのでとっとと下ります。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

表尾根は青空の下、

三ノ塔は気持ちよさそうだなあ。


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

15:01 結局、塔ノ岳からノンストップで下山

標準コースタイム13時間10分
所要時間 9時間57分
コースタイム8時間21分
CT比 0.63

でした。

19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

距離24.4km
累積標高差登り 2663m
累積標高差下り 2663m


19.11.02 記憶の上書き、蛭ヶ岳を再び大倉から日帰りでピストンで登る

標準CT比はこんな感じ。

スタート時間が遅れてちょっと不安もありましたが、

終わってみればかなりの時間的余裕がありました。

いやぁ、眺望はありませんでしたが久々の達成感

とても嬉しい。



初めて二週間という短い間隔でバカ尾根を登りましたが、

案外それが良かったのかもしれません。

俺氏、まだまだイケるようです。


そして毎度のことながら楽しかった。

やっぱ

丹沢は良いよな。

記憶も上書きできました。




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