2018年07月18日
'18.07.08 履き慣らしに御正体山を登る

海の日の三連休は南アルプス鳳凰三山を予定しているので、
その前に先日購入した登山靴の履き慣らしに登らなければ。
鳳凰は最悪今までの登山靴でもと考えていたのですが、
現状のダメージだと道中でトラブる可能性大。
リスク回避の為にもやはり新しい登山靴で登りたいわけですよ。
マイハニーも5月の城山以来、山には行ってない。
久々の山が鳳凰だとキツイだろうということで、
マイハニーのトレーニングも兼ねて行くことに。
天気の都合で日曜の日帰り、
なのでできるだけ近くの山、
そこそこ登り甲斐がある、
できれば標高があって涼しい
を条件に計画練った。
近いといえば高尾とかですが、暑いので却下。
東丹沢も暑いし、そもそもヒルの時期だし。
西丹沢は行きたいルートは履き慣らしにはちとハード。
直前まで悩んで道志山塊の御正体山に行くことに。
土曜夜スタートで道の駅道志で車中泊、
早朝起床し暑くなる前に下山するというプランを立てた。

車内で遅めの晩飯、
コンビニで適当に仕入れた出来合の物で簡単に済ませる。

ロースターで食パン焼いてパストラミをサンドにしたり。
道の駅道志は絶え間なくバイクの出入りが続く。
道志道がバイカーのメッカということをすっかり忘れていたよ。
まあ自分も一応バイク乗りなので気持ちは分かるけど、
いい歳こいたオッサンが空ぶかしとかね・・・
うるせえなと思いつつも就寝。

というわけで山伏峠に来ましたよ。
道志側からトンネル抜けると山中湖村になるところが山伏峠です。

スゲー本数少ないけどバスもあるみたいです。
上手くバスを利用すれば御正橋-御正体山-山伏峠ルートで周回、
バスで車を回収、なんてこともできるかも。

道志側から見て左手に駐車スペースがあります。
ここは旧山中湖高原ホテルへのアプローチになっています。

立ち入り禁止のロープを気にせずに越えていきます。

左手には旧山伏隧道が。
板張りで塞がれていますが、右側にはドアが。
「ガス発生、立ち入り禁止」
と書かれてました。

開きっぱなしになっていますが、
立ち入り禁止の看板のあるゲートの中に入っていきます。

山中湖高原ホテルの廃墟とナンバープレートを外されうち捨てられた軽トラ。
なんか山登る前にお腹いっぱいな感じです。
その手の人達には有名スポットですからねえ。
廃墟散策したいところですが、
目的は登山なので先を急ぎます。

06:41 朽ちかけた鳥居から登山道に入っていきます。
なんだかこの鳥居も独特の雰囲気ですね・・・
ということで登りますよっ。

そして今回の一番の目的、
新調した登山靴の履き慣らしです。

つづら折りに登り、
甲相国境尾根の分岐を過ぎると山部トンネルの上部。
御正体山の稜線に取り付くまでは直線的に支尾根を登っていきます。

分岐手前はトラロープが連続し、石割分岐まで急登が続きます。
序盤からキツイじゃねえかYo!

07:38 石割山方面との分岐に到着
ここで今回のもう一つの目的、マイハニーに地形図の読み方を教えます。
等高線から分岐地点の標高、高度計との誤差を補正。
この先は小ピークとコルからの登り返しが連続することを教えつつ小休止。

07:56 奥ノ岳1371mに到着
マイハニーは標柱を見落として先に行こうとしていたので呼び戻し、
再び地形図の確認。

08:04 送電鉄塔256に到着。
ここはこのルート一カ所だけの眺望ポイントです。
風が抜けてとても気持ち良い。

石割山の向こうにちょっとだけ富士山見えました。

鉄塔を見上げると首が痛くなりそう。
まあ高いったら、整備用エレベータの軌道ラックがついてますね。
鋼田一豊大が住んでそうです。

鉄塔の先は森の小径、緑のトンネル的な感じ。
今まで履いていた靴の履き慣らしで登った南山っぽい雰囲気。

08:14 鉄塔の巡視路分岐
山頂まで01:50とのこと。
順調に歩けば10時過ぎに登頂ということか。

08:42 中ノ岳1411mに到着。
ここにはベンチがありました。
ここから下っての登り返しです。

09:15 前ノ岳1471mに到着。
奥ノ岳→中ノ岳→前ノ岳→山頂(御正体山)
という感じで普通と逆にピーク名がついてるんですね

ピンクテープがいっぱいです。
なんですかね?

と思ったら崩落地です。
ここがこのルートの一番の危険箇所じゃないでしょうかね?

山頂に向けて最後の登り返しです。
そこそこの急登をまっすぐに登っていきます。

ちょっと斜度がなだらかになってきました。
ガスも出てきてました。

09:59 御正体山1681mに登頂です。
ほぼほぼコースタイムどおりの到着です。
道志山塊の最高峰ゲットです。
なんだかんだで蛭ヶ岳よりも高いってことは、
道志、丹沢エリアで一番高いってことか。

最近お決まりのポーズ、
まあ基本的に自撮りしないんで。

小さいけど社がありました。
名前的にも信仰の山っぽいですしね。

こちらは都留市、細野方面の登山道、
皇太子殿下が登頂したとありますが、
こんな地味な山に登られたとは意外な感じですねえ。
で、
ベンチとテーブルがあったので山ご飯にしようかと思ったのですが、
羽虫が多くてね・・・
腹もそんなに減ってないってことで、
下りることに。

10:27 なんだかんだマッタリしつつ下山開始です。
車の回収があるのでピストンですよ。

ブナの巨木、
山頂の案内板によると樹齢50~200年ほどとのこと。
ガスのかかったブナ林は幻想的です。

11:34 中ノ岳で小休止。
下山も登り返しが三回あるのが精神的にね・・・

送電鉄塔でご飯にしようかと思ったのですが、
風がそこそこ吹いていたので山飯はやめることに。
ここまできたら残りもわずかなので、
行動食だけで中休止し下りることにしました。

正面には甲相国境尾根、
丹沢エリアではここも歩きたい稜線なんだよなあ・・・

行きにはなぜか見落としていたようですが、
コバイケイソウが咲いていました。

12:47 石割分岐に到着。
あと少しです。

13:25 鳥居をくぐって下山完了です。
山頂ですれ違ったトレランの方一名以外誰にも会いませんでした。
所要時間 6時間44分
歩行距離 約11.5km
累積標高差 約1055m
でした。

↑クリックするデカイ↑
今回のGPSデータはこんな感じ。
このルートは三つのピークがあるのでそこそこ登り堪えがあり、
且つ縦走気分を味わうことも。
眺望は鉄塔からのみですが、
純粋に歩く楽しみがぎっしりと詰まっている気がしました。
眺望だけが山の楽しみではないですからねえ。
道志道の奥にどっしりと構える山は、
静かな山歩きを楽しめる懐の深い山でした。

道の駅道志に戻ってお昼ご飯、
クレソンのうどんにしました。
その後道志の湯で汗を流し帰路につきました。
で、
肝心の履き慣らしですが靴擦れは一切無し。
今まで履いていたのとなんら違和感無しで、
新品卸したてとは思えないフィット感でした。
やっぱ同じ足型っぽいですね。
東丹沢も暑いし、そもそもヒルの時期だし。
西丹沢は行きたいルートは履き慣らしにはちとハード。
直前まで悩んで道志山塊の御正体山に行くことに。
土曜夜スタートで道の駅道志で車中泊、
早朝起床し暑くなる前に下山するというプランを立てた。

車内で遅めの晩飯、
コンビニで適当に仕入れた出来合の物で簡単に済ませる。

ロースターで食パン焼いてパストラミをサンドにしたり。
道の駅道志は絶え間なくバイクの出入りが続く。
道志道がバイカーのメッカということをすっかり忘れていたよ。
まあ自分も一応バイク乗りなので気持ちは分かるけど、
いい歳こいたオッサンが空ぶかしとかね・・・
うるせえなと思いつつも就寝。

というわけで山伏峠に来ましたよ。
道志側からトンネル抜けると山中湖村になるところが山伏峠です。

スゲー本数少ないけどバスもあるみたいです。
上手くバスを利用すれば御正橋-御正体山-山伏峠ルートで周回、
バスで車を回収、なんてこともできるかも。

道志側から見て左手に駐車スペースがあります。
ここは旧山中湖高原ホテルへのアプローチになっています。

立ち入り禁止のロープを気にせずに越えていきます。

左手には旧山伏隧道が。
板張りで塞がれていますが、右側にはドアが。
「ガス発生、立ち入り禁止」
と書かれてました。

開きっぱなしになっていますが、
立ち入り禁止の看板のあるゲートの中に入っていきます。

山中湖高原ホテルの廃墟とナンバープレートを外されうち捨てられた軽トラ。
なんか山登る前にお腹いっぱいな感じです。
その手の人達には有名スポットですからねえ。
廃墟散策したいところですが、
目的は登山なので先を急ぎます。

06:41 朽ちかけた鳥居から登山道に入っていきます。
なんだかこの鳥居も独特の雰囲気ですね・・・
ということで登りますよっ。

そして今回の一番の目的、
新調した登山靴の履き慣らしです。

つづら折りに登り、
甲相国境尾根の分岐を過ぎると山部トンネルの上部。
御正体山の稜線に取り付くまでは直線的に支尾根を登っていきます。

分岐手前はトラロープが連続し、石割分岐まで急登が続きます。
序盤からキツイじゃねえかYo!

07:38 石割山方面との分岐に到着
ここで今回のもう一つの目的、マイハニーに地形図の読み方を教えます。
等高線から分岐地点の標高、高度計との誤差を補正。
この先は小ピークとコルからの登り返しが連続することを教えつつ小休止。

07:56 奥ノ岳1371mに到着
マイハニーは標柱を見落として先に行こうとしていたので呼び戻し、
再び地形図の確認。

08:04 送電鉄塔256に到着。
ここはこのルート一カ所だけの眺望ポイントです。
風が抜けてとても気持ち良い。

石割山の向こうにちょっとだけ富士山見えました。

鉄塔を見上げると首が痛くなりそう。
まあ高いったら、整備用エレベータの軌道ラックがついてますね。
鋼田一豊大が住んでそうです。

鉄塔の先は森の小径、緑のトンネル的な感じ。
今まで履いていた靴の履き慣らしで登った南山っぽい雰囲気。

08:14 鉄塔の巡視路分岐
山頂まで01:50とのこと。
順調に歩けば10時過ぎに登頂ということか。

08:42 中ノ岳1411mに到着。
ここにはベンチがありました。
ここから下っての登り返しです。

09:15 前ノ岳1471mに到着。
奥ノ岳→中ノ岳→前ノ岳→山頂(御正体山)
という感じで普通と逆にピーク名がついてるんですね

ピンクテープがいっぱいです。
なんですかね?

と思ったら崩落地です。
ここがこのルートの一番の危険箇所じゃないでしょうかね?

山頂に向けて最後の登り返しです。
そこそこの急登をまっすぐに登っていきます。

ちょっと斜度がなだらかになってきました。
ガスも出てきてました。

09:59 御正体山1681mに登頂です。
ほぼほぼコースタイムどおりの到着です。
道志山塊の最高峰ゲットです。
なんだかんだで蛭ヶ岳よりも高いってことは、
道志、丹沢エリアで一番高いってことか。

最近お決まりのポーズ、
まあ基本的に自撮りしないんで。

小さいけど社がありました。
名前的にも信仰の山っぽいですしね。

こちらは都留市、細野方面の登山道、
皇太子殿下が登頂したとありますが、
こんな地味な山に登られたとは意外な感じですねえ。
で、
ベンチとテーブルがあったので山ご飯にしようかと思ったのですが、
羽虫が多くてね・・・
腹もそんなに減ってないってことで、
下りることに。

10:27 なんだかんだマッタリしつつ下山開始です。
車の回収があるのでピストンですよ。

ブナの巨木、
山頂の案内板によると樹齢50~200年ほどとのこと。
ガスのかかったブナ林は幻想的です。

11:34 中ノ岳で小休止。
下山も登り返しが三回あるのが精神的にね・・・

送電鉄塔でご飯にしようかと思ったのですが、
風がそこそこ吹いていたので山飯はやめることに。
ここまできたら残りもわずかなので、
行動食だけで中休止し下りることにしました。

正面には甲相国境尾根、
丹沢エリアではここも歩きたい稜線なんだよなあ・・・

行きにはなぜか見落としていたようですが、
コバイケイソウが咲いていました。

12:47 石割分岐に到着。
あと少しです。

13:25 鳥居をくぐって下山完了です。
山頂ですれ違ったトレランの方一名以外誰にも会いませんでした。
所要時間 6時間44分
歩行距離 約11.5km
累積標高差 約1055m
でした。

↑クリックするデカイ↑
今回のGPSデータはこんな感じ。
このルートは三つのピークがあるのでそこそこ登り堪えがあり、
且つ縦走気分を味わうことも。
眺望は鉄塔からのみですが、
純粋に歩く楽しみがぎっしりと詰まっている気がしました。
眺望だけが山の楽しみではないですからねえ。
道志道の奥にどっしりと構える山は、
静かな山歩きを楽しめる懐の深い山でした。

道の駅道志に戻ってお昼ご飯、
クレソンのうどんにしました。
その後道志の湯で汗を流し帰路につきました。
で、
肝心の履き慣らしですが靴擦れは一切無し。
今まで履いていたのとなんら違和感無しで、
新品卸したてとは思えないフィット感でした。
やっぱ同じ足型っぽいですね。