2015年08月17日
'15.08.11鳥海山登山
久々のブログ更新です。
登山です。
実は転職後から徐々に山にもシフトしておりまして、ブログ復活(仮)の1発目の記事は山です。
登山です。
実は転職後から徐々に山にもシフトしておりまして、ブログ復活(仮)の1発目の記事は山です。
マイハニーの実家(秋田県)に帰省したので鳥海山に登ってきました。
ことのいきさつは、2013年に帰省した際に見た鳥海山が美しかったので、これは登らねばと思い立ったわけです。

が、そもそものきっかけは自分の一番好きな船が高雄型重巡洋艦「鳥海」は鳥海山から取られた云々・・・
長くなるのでやめておきます。
ことのいきさつは、2013年に帰省した際に見た鳥海山が美しかったので、これは登らねばと思い立ったわけです。

が、そもそものきっかけは自分の一番好きな船が高雄型重巡洋艦「鳥海」は鳥海山から取られた云々・・・
長くなるのでやめておきます。
で、2014年に帰省した際に、初挑戦したわけですが雨と強風で敗退、七合目で引き返しました。

雨の御浜、2014年8月15日、俺の夏オワタ\(^_^)/
・
・
・
・
・
・
そして、
今年の登頂に備え訓練にコツコツと他の山を登ってきた。
色々装備も更新した。
時は熟した。
二年越しの思いを実らせるのだ。
と言うわけで、
今年の帰省の際に再挑戦。天気予報を何度も確認し、
決行日を決定。
前日に登山道入り口に移動し、
車中泊で翌早朝からの登山開始です。

5:15
今年も象潟口からのアタックです。

序盤は整備された石段です。

左手には奈曽渓谷。
スケールのデカイ山容は流石です。

こんな感じの石畳が続く。

ニッコウキスゲの黄色が眩しい。

六合目の賽の河原付近、
雪解け水が溜まってる。

6:25
賽の河原到着。
花が多いせいか虫も多く、
ここで再度虫除けにハッカ油を塗った。

御浜に向かっての石畳、
霧が濃く視界が悪くなってきたが去年ほどの絶望感は全くなかった。

6:56
七合目の御浜に到着。

御浜小屋と御浜神社の鳥居。

小屋の左手の斜面は一面お花畑。

↑クリックするデカイ↑
花の百名山たる所以、美しい高山植物が群生している。
昨年は視界が悪くて花が咲いていることすら分からなかっただけにとても嬉しい。

ガスってよく見えないがうっすらと鳥海湖が。
昨年は雨と強風で視界がほぼゼロだったので見えただけでも嬉しい。
ここでしばし小休止。
・
・
・
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・
・
すると風が強くなってきて「池が見える!」と別の登山者の声が。

鳥海湖とマイハニー。
時々刻々と変化する様に見とれてけっこう長居してしまったので出発。
昨年はここで撤退したので、ここから先は未体験ゾーンです。

御田ヶ原から御浜小屋を振り返る。
この辺は起伏の少ない歩きやすい登山道が続く。

7:30
御田ヶ原到着。
ポーズを決めマイハニーもまだまだ余裕があります。
つか、ザックがスゲー傾いてるように見えるのは気のせいか・・・

御田ヶ原の分岐に向かっては一度標高を落とす。

八丁坂から御田ヶ原を振り返るとこんな感じ。
帰路はここを登るのがと思うと、一度標高を落とすのがもったいない気も・・・

そこかしこに高山植物が群生していて綺麗、心が和む。

右側の中段くらいにうっすらと筋のように見えるのが
二ノ滝コースの登山道だと思われる。

8:07
七五三掛に到着。
ガスが濃い。
下山してくる人のほとんどががザックにレインカバーを付けている。
ひょっとして山頂付近は荒れているかと心配になる。
ここで再び小休止。
行動食を食べつつ地図を広げる。
入山届けに書いたルート同様に、外輪山コースを行くことに。
やはり、千蛇谷に降りて一度標高を落とすのがもったいないし、
せっかくなので2000mの稜線歩きを堪能したい。

ここからは岩も大きくなりゴツゴツした感じになってくる。

七五三掛を振り返るとこんな感じ。
広場になっており休憩にちょうど良い感じ。

8:30
七五三掛分岐到着
短い梯子が見えたら七五三掛分岐。
我々は右に行き外輪山に。
七五三掛で一緒だった登山客で外輪山に向かったのは自分達だけだった。

外輪山から千蛇谷方向、
思わず股間がヒュッと・・・

象潟方向は日が差していて明るく稜線も綺麗。
マイハニーはなぜかいっぱしの登山家に見える。

ガスが切れて最初のピークが見えてきた。

9:10
文殊岳2005mに到着。

千蛇谷側はガスの中、当然新山の山頂も見えない。
が、2000mの稜線歩きは気持ち良かった。
登山道もガレてなく歩きやすかったし、
外輪山の外側斜面はお花畑が広がり飽きがこない。

梯子場が見えてきた。

9:47
湯ノ台コースとの分岐点、伏拝岳2130m到着。

風が吹いてガスが切れたら御室小屋と新山が見えてきた。

10:08
行者岳2159m到着。

なにやら清掃登山の記念碑らしきものが。
人の手で積み上げたと思われるが、にしても器用なもんですねぇ。

10:33
御室小屋、新山方向と七高山の分岐到着。
当初、七高山は行く予定ではなかったのだが、
以外と近かったので向かうことに。

歩き出すとすぐに七高山の山頂が見えてきた。
新山よりも広いだけあって人がいるのがよく見える。

10:44
七高山到着。
山頂も広いし、ここで早めの昼食も考えたが満腹状態で新山に取り付くのはきついと思い、
小休止のみにした。

先ほどの分岐に戻り、御室小屋の方へ一度外輪山から下りていきます。
所々鎖場が断続的にありました。
ここの下りでけっこう時間をロスした。

御室側から外輪山(右)と七高山(左)

これから新山に取り付きます。

というわけで、
11:46
新山2236m登頂。
やりました。
ガスが切れず眺望はあまりよくありませんでしたが、
二年越しの想いを達成でき喜びもひとしおでした。
山頂は狭いので早めに撤収です。

胎内くぐりが見えます。

慎重に三点支持で降りていくマイハニー。

胎内くぐりの反対側。実に狭い。
登りも下りも胎内くぐりを通りました。

新山を降りて、大物忌神社にお参りです。
重巡洋艦鳥海の艦内神社の分霊元です。
やっとこれたよ。

12:34
美術館そばの開けたところで昼飯です。
恒例の山ラーメン、今回はチャルメラです。
トッピングは燻製卵、チャーシュー、茄子とカボチャの乾燥野菜。

↑クリックするデカイ↑
千蛇谷と外輪山。
下山は千蛇谷コースを行くことにします。
ゴツゴツして歩きにくかったなぁ・・・

七五三掛分岐に向かって雪渓歩き。
アイゼンが必要なほどではありませんでした。

14:45
七五三掛分岐手前の梯子場。
梯子はしっかりしているものの、若干右に傾き、足下は赤土で滑りやすく、
俺的に一番の難所がここの梯子場でした。
七五三掛分岐後は登りと同じルートをひたすら下山です。
岩場と石段の下りは膝にきますねぇ・・・
なんとか、膝も痛まずに無事に下山できました。

17:12
無事に下山完了。
スタートからちょうど12時間の登山でした。

駐車場から、ガスが切れてしばらく山頂が見えてました。
こうやって見るとけっこう遠いな・・・
と言うわけで、念願が叶い登頂できました。
来年は違うコースで登ってみたいですね。
ブログの更新が滞ってる間もキャンプに山にいそしんでおり、装備の更新などもありネタには事欠かなかったのですが、
いかんせん時間がなくて・・・
まめに更新できるように頑張りまっす。

雨の御浜、2014年8月15日、俺の夏オワタ\(^_^)/
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今年の登頂に備え訓練にコツコツと他の山を登ってきた。
色々装備も更新した。
時は熟した。
二年越しの思いを実らせるのだ。
と言うわけで、
今年の帰省の際に再挑戦。天気予報を何度も確認し、
決行日を決定。
前日に登山道入り口に移動し、
車中泊で翌早朝からの登山開始です。

5:15
今年も象潟口からのアタックです。

序盤は整備された石段です。

左手には奈曽渓谷。
スケールのデカイ山容は流石です。

こんな感じの石畳が続く。

ニッコウキスゲの黄色が眩しい。

六合目の賽の河原付近、
雪解け水が溜まってる。

6:25
賽の河原到着。
花が多いせいか虫も多く、
ここで再度虫除けにハッカ油を塗った。

御浜に向かっての石畳、
霧が濃く視界が悪くなってきたが去年ほどの絶望感は全くなかった。

6:56
七合目の御浜に到着。

御浜小屋と御浜神社の鳥居。

小屋の左手の斜面は一面お花畑。

↑クリックするデカイ↑
花の百名山たる所以、美しい高山植物が群生している。
昨年は視界が悪くて花が咲いていることすら分からなかっただけにとても嬉しい。

ガスってよく見えないがうっすらと鳥海湖が。
昨年は雨と強風で視界がほぼゼロだったので見えただけでも嬉しい。
ここでしばし小休止。
・
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すると風が強くなってきて「池が見える!」と別の登山者の声が。

鳥海湖とマイハニー。
時々刻々と変化する様に見とれてけっこう長居してしまったので出発。
昨年はここで撤退したので、ここから先は未体験ゾーンです。

御田ヶ原から御浜小屋を振り返る。
この辺は起伏の少ない歩きやすい登山道が続く。

7:30
御田ヶ原到着。
ポーズを決めマイハニーもまだまだ余裕があります。
つか、ザックがスゲー傾いてるように見えるのは気のせいか・・・

御田ヶ原の分岐に向かっては一度標高を落とす。

八丁坂から御田ヶ原を振り返るとこんな感じ。
帰路はここを登るのがと思うと、一度標高を落とすのがもったいない気も・・・

そこかしこに高山植物が群生していて綺麗、心が和む。

右側の中段くらいにうっすらと筋のように見えるのが
二ノ滝コースの登山道だと思われる。

8:07
七五三掛に到着。
ガスが濃い。
下山してくる人のほとんどががザックにレインカバーを付けている。
ひょっとして山頂付近は荒れているかと心配になる。
ここで再び小休止。
行動食を食べつつ地図を広げる。
入山届けに書いたルート同様に、外輪山コースを行くことに。
やはり、千蛇谷に降りて一度標高を落とすのがもったいないし、
せっかくなので2000mの稜線歩きを堪能したい。

ここからは岩も大きくなりゴツゴツした感じになってくる。

七五三掛を振り返るとこんな感じ。
広場になっており休憩にちょうど良い感じ。

8:30
七五三掛分岐到着
短い梯子が見えたら七五三掛分岐。
我々は右に行き外輪山に。
七五三掛で一緒だった登山客で外輪山に向かったのは自分達だけだった。

外輪山から千蛇谷方向、
思わず股間がヒュッと・・・

象潟方向は日が差していて明るく稜線も綺麗。
マイハニーはなぜかいっぱしの登山家に見える。

ガスが切れて最初のピークが見えてきた。

9:10
文殊岳2005mに到着。

千蛇谷側はガスの中、当然新山の山頂も見えない。
が、2000mの稜線歩きは気持ち良かった。
登山道もガレてなく歩きやすかったし、
外輪山の外側斜面はお花畑が広がり飽きがこない。

梯子場が見えてきた。

9:47
湯ノ台コースとの分岐点、伏拝岳2130m到着。

風が吹いてガスが切れたら御室小屋と新山が見えてきた。

10:08
行者岳2159m到着。

なにやら清掃登山の記念碑らしきものが。
人の手で積み上げたと思われるが、にしても器用なもんですねぇ。

10:33
御室小屋、新山方向と七高山の分岐到着。
当初、七高山は行く予定ではなかったのだが、
以外と近かったので向かうことに。

歩き出すとすぐに七高山の山頂が見えてきた。
新山よりも広いだけあって人がいるのがよく見える。

10:44
七高山到着。
山頂も広いし、ここで早めの昼食も考えたが満腹状態で新山に取り付くのはきついと思い、
小休止のみにした。

先ほどの分岐に戻り、御室小屋の方へ一度外輪山から下りていきます。
所々鎖場が断続的にありました。
ここの下りでけっこう時間をロスした。

御室側から外輪山(右)と七高山(左)

これから新山に取り付きます。

というわけで、
11:46
新山2236m登頂。
やりました。
ガスが切れず眺望はあまりよくありませんでしたが、
二年越しの想いを達成でき喜びもひとしおでした。
山頂は狭いので早めに撤収です。

胎内くぐりが見えます。

慎重に三点支持で降りていくマイハニー。

胎内くぐりの反対側。実に狭い。
登りも下りも胎内くぐりを通りました。

新山を降りて、大物忌神社にお参りです。
重巡洋艦鳥海の艦内神社の分霊元です。
やっとこれたよ。

12:34
美術館そばの開けたところで昼飯です。
恒例の山ラーメン、今回はチャルメラです。
トッピングは燻製卵、チャーシュー、茄子とカボチャの乾燥野菜。

↑クリックするデカイ↑
千蛇谷と外輪山。
下山は千蛇谷コースを行くことにします。
ゴツゴツして歩きにくかったなぁ・・・

七五三掛分岐に向かって雪渓歩き。
アイゼンが必要なほどではありませんでした。

14:45
七五三掛分岐手前の梯子場。
梯子はしっかりしているものの、若干右に傾き、足下は赤土で滑りやすく、
俺的に一番の難所がここの梯子場でした。
七五三掛分岐後は登りと同じルートをひたすら下山です。
岩場と石段の下りは膝にきますねぇ・・・
なんとか、膝も痛まずに無事に下山できました。

17:12
無事に下山完了。
スタートからちょうど12時間の登山でした。

駐車場から、ガスが切れてしばらく山頂が見えてました。
こうやって見るとけっこう遠いな・・・
と言うわけで、念願が叶い登頂できました。
来年は違うコースで登ってみたいですね。
ブログの更新が滞ってる間もキャンプに山にいそしんでおり、装備の更新などもありネタには事欠かなかったのですが、
いかんせん時間がなくて・・・
まめに更新できるように頑張りまっす。