2017年10月12日
'17.10.08-09 紅葉の尾瀬 至仏山登山編
一昨年。
夏がきたら思い出せるように、尾瀬に行った。
昨年。
夏がきて思い出したので尾瀬に行こうと思った。
台風で行けなかった。
今年。
夏がきても思い出さなかった。
でも、
夏がくる前から尾瀬に行こうと計画していた。
夏が終わった。
秋になった。

尾瀬に行ってきた。
春の高尾山ですき焼きの頃から暖めていた尾瀬行き。
三連休の予報もまずまずということで、
昨年は行けなかった尾瀬に行くことに。
今回は自分、マイハニー、ogrさんという初のユニット。
別行動でonzkさん、KYさんも参戦。
土曜22時に高井戸でogrさんをピックアップ。
道の駅白沢で仮眠。
起床後、戸倉へ移動。
第一駐車場はすでに満車で第二駐車場へ。

07:15 鳩待峠1591mに到着
当初、
1日目 鳩待峠→アヤメ平→龍宮→山ノ鼻(テント泊)
2日目 テント撤収→山ノ鼻→至仏山→鳩待峠→戸倉
というプランでしたが、テント泊装備で登るのはキツイかもということで、
設営後、荷物を軽くして初日に登ってしまおうということになりました。
ただし鳩待峠-山ノ鼻は下りで二回通ることに。

紅葉が眩しいぜ!

オレンジ!

名前は分からないけど、
かわいい花ですね。

08:05 山ノ鼻1410mに到着
ザックはドイターのACT LITE 65+10リットル。
ようやく本来の目的通り、テント泊で使うことができました。
土鍋入れたり、すき焼き装備入れたりでしか使ったことなかったからな・・・
今回は山ノの鼻で飲料水は調達できるので、
ザック重量は15kg弱とテント泊装備にしては軽めです。

08:44 本日の我が家完成
アライのオニドームⅡ型です。
なんだかんだでこれも山で使うのは二回目だし・・・
マイハニーはSea to SummitのウルトラSIL DRYデイパックに必要最低限装備で軽量化。
自分はドイターのザックはテントにデポ。
マイハニーのリッジ40リットルを借りて、水、予備食、調理道具など詰め替えて
ほぼほぼ普段の日帰り装備と同じ感じで登ることに。

09:22 少々押し気味ですが山ノ鼻出発。

歩き始めてすぐにこの景色。
尾瀬と言えば木道です。
天気も良いしテンション上がるぜ↗
某携帯キャリアの方がアンケートやってまして答えたら携帯トイレもらえました。

そして山の鼻-至仏山頂の間は登りのみの一方通行です。
なのですれ違いが無いので非常に楽チンです。
無駄に「こんにちは~」って言わなくて良いし。
ただし森林限界までは往復可能ということです。

序盤は紅葉している樹林帯歩きです。
直登でメリメリ標高を上げていくと
・
・
・
・
・
・

燧ヶ岳が見えてきました。
尾瀬ヶ原も美しい。

滑りやすい蛇紋岩を登っていきます。
とにかくグリップが効かず歩きにくいったら。
マイハニーがきつそうだったので小休止をとりつつ進みます。

10:32 中間地点に着くと・・・

先行していたはずのogrさんがグッタリしています。
あまりの体調不良で我々二人の到着を待っていたとのこと。
どうやら熱中症になったようで、様子を見ながらしばし停滞することに。
幸い翌日もう一度登るチャンスはあるので、
一方通行ですが緊急事態ならやむ無しで下山も視野に。
飲料用以外に水を2ℓ持ってきていたのが幸いしましたよ。

11:35 動けるくらいには復活。
仏に至る前に仏になってしまうのは回避できたようです。
時間もまだ大丈夫そうなので山頂を目指します。

11:44 動き出してすぐに鎖場が。
二つ目の鎖場は鎖が無いと登れない感じでした。

風が流れガスっては切れ、時々刻々と風景が変化して、
一瞬たりとも同じ風景が続かない。

しばらく木段が続き、標高はメリメリ上がるが、
ogrさんは顔が上がらない。
ペースを落として足並み合わせて三人で登っていきます。

12:17 来年予定の平ヶ岳が見えました。
俺的ミッション・インポッシブルの「Operation HIRAGA」です。

しばらく木段が続き

13:10 至仏山2228m登頂です。
思ってたよりも山頂は狭く、というか人が多くて、
昼飯の場所確保にしばし難儀。
流石、深Q百名山といったところでしょうか。

チョリソーを茹でますよっと。

チョリソーが茹だるまで、先にシンケンハムのラップサンド。
巻き巻きして頂きます。

チョリソーもできました。

巻いて食らう!
食後はコーヒーでまったりして少々長めの昼食休憩。

14:23 眼下に鳩待峠を見下ろしつつ下山開始です。

山座同定できませんが方角的に新潟方向の山々。
素晴らしい眺望に癒やされます。

一度標高を落として小至仏山まで登り返し。
ちょうどガスの中が小至仏山のピークです。

15:13 小至仏山に2162mに到着。
名前からして小雲取の様ななおまけ的ピークを想像していたのですが、
ここまででも達成感ありますよ。

どうやら完全復活したようです。

階段と蛇紋岩の岩場を交互に下りていきます。
とにかく蛇紋岩は滑りやすい。
脆い上に加えて人が多いので、足がかりになりそうなポイントは
角が取れた上に磨かれてツルツルです。

途中の展望地より鳩待峠方向、いちいち美しい。
なんだろう、写真じゃ伝わらないこの感じ。
伝えられるようだったらカメラで飯食っていけるか・・・

15:45 笠ヶ岳方面との分岐到着

分岐のすぐ先には小さいですが湿原がありました。

16:15 オヤマ沢1980m到着。
鳩待峠まで残り1.6km、標高差で約400m。

ヘリの爆音の方向を見ると小至仏山のピーク付近でホバリング。
そういや山頂と小至仏の間で動けなくなってた人がいたな・・・
自力下山出来なくなって救助要請したっぽい。
しばらく下山を続けていると登ってくる人が。
この時間から登ってくるなんてと思ってたらザックにはPOLICEの文字。
その数分後には帽子に谷川岳山岳警備隊の方とすれ違う。
ご苦労様です。

16:34 鳩待峠まで残り2.0km

平坦になってきました。
あと少しのようです。

16:50 鳩待峠到着、一応下山完了。
といっても山ノ鼻のテント場まで3.3kmが残っている。
小休止をしてヘッドライトを装着、17:47 山ノ鼻に到着。

↑クリックするデカイ↑
往路のGPSデータ

↑クリックするデカイ↑
復路のGPSデータ
山ノ鼻→至仏山→鳩待峠→山ノ鼻
標高差 約818m
歩行距離 約10.7km
所要時間 8時間25分
外見のなだらかな山容とは裏腹に蛇紋岩の滑りやすい岩場、
雨天なら格段に難易度上がるんじゃないかな?
燧ヶ岳方面も、新潟県方面も素晴らしい景色、
流石、深Q日本百名山!
登れて良かった!
後編へ続く
三連休の予報もまずまずということで、
昨年は行けなかった尾瀬に行くことに。
今回は自分、マイハニー、ogrさんという初のユニット。
別行動でonzkさん、KYさんも参戦。
土曜22時に高井戸でogrさんをピックアップ。
道の駅白沢で仮眠。
起床後、戸倉へ移動。
第一駐車場はすでに満車で第二駐車場へ。

07:15 鳩待峠1591mに到着
当初、
1日目 鳩待峠→アヤメ平→龍宮→山ノ鼻(テント泊)
2日目 テント撤収→山ノ鼻→至仏山→鳩待峠→戸倉
というプランでしたが、テント泊装備で登るのはキツイかもということで、
設営後、荷物を軽くして初日に登ってしまおうということになりました。
ただし鳩待峠-山ノ鼻は下りで二回通ることに。

紅葉が眩しいぜ!

オレンジ!

名前は分からないけど、
かわいい花ですね。

08:05 山ノ鼻1410mに到着
ザックはドイターのACT LITE 65+10リットル。
ようやく本来の目的通り、テント泊で使うことができました。
土鍋入れたり、すき焼き装備入れたりでしか使ったことなかったからな・・・
今回は山ノの鼻で飲料水は調達できるので、
ザック重量は15kg弱とテント泊装備にしては軽めです。

08:44 本日の我が家完成
アライのオニドームⅡ型です。
なんだかんだでこれも山で使うのは二回目だし・・・
マイハニーはSea to SummitのウルトラSIL DRYデイパックに必要最低限装備で軽量化。
自分はドイターのザックはテントにデポ。
マイハニーのリッジ40リットルを借りて、水、予備食、調理道具など詰め替えて
ほぼほぼ普段の日帰り装備と同じ感じで登ることに。

09:22 少々押し気味ですが山ノ鼻出発。

歩き始めてすぐにこの景色。
尾瀬と言えば木道です。
天気も良いしテンション上がるぜ↗
某携帯キャリアの方がアンケートやってまして答えたら携帯トイレもらえました。

そして山の鼻-至仏山頂の間は登りのみの一方通行です。
なのですれ違いが無いので非常に楽チンです。
無駄に「こんにちは~」って言わなくて良いし。
ただし森林限界までは往復可能ということです。

序盤は紅葉している樹林帯歩きです。
直登でメリメリ標高を上げていくと
・
・
・
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・
・

燧ヶ岳が見えてきました。
尾瀬ヶ原も美しい。

滑りやすい蛇紋岩を登っていきます。
とにかくグリップが効かず歩きにくいったら。
マイハニーがきつそうだったので小休止をとりつつ進みます。

10:32 中間地点に着くと・・・

先行していたはずのogrさんがグッタリしています。
あまりの体調不良で我々二人の到着を待っていたとのこと。
どうやら熱中症になったようで、様子を見ながらしばし停滞することに。
幸い翌日もう一度登るチャンスはあるので、
一方通行ですが緊急事態ならやむ無しで下山も視野に。
飲料用以外に水を2ℓ持ってきていたのが幸いしましたよ。

11:35 動けるくらいには復活。
仏に至る前に仏になってしまうのは回避できたようです。
時間もまだ大丈夫そうなので山頂を目指します。

11:44 動き出してすぐに鎖場が。
二つ目の鎖場は鎖が無いと登れない感じでした。

風が流れガスっては切れ、時々刻々と風景が変化して、
一瞬たりとも同じ風景が続かない。

しばらく木段が続き、標高はメリメリ上がるが、
ogrさんは顔が上がらない。
ペースを落として足並み合わせて三人で登っていきます。

12:17 来年予定の平ヶ岳が見えました。
俺的ミッション・インポッシブルの「Operation HIRAGA」です。

しばらく木段が続き

13:10 至仏山2228m登頂です。
思ってたよりも山頂は狭く、というか人が多くて、
昼飯の場所確保にしばし難儀。
流石、深Q百名山といったところでしょうか。

チョリソーを茹でますよっと。

チョリソーが茹だるまで、先にシンケンハムのラップサンド。
巻き巻きして頂きます。

チョリソーもできました。

巻いて食らう!
食後はコーヒーでまったりして少々長めの昼食休憩。

14:23 眼下に鳩待峠を見下ろしつつ下山開始です。

山座同定できませんが方角的に新潟方向の山々。
素晴らしい眺望に癒やされます。

一度標高を落として小至仏山まで登り返し。
ちょうどガスの中が小至仏山のピークです。

15:13 小至仏山に2162mに到着。
名前からして小雲取の様ななおまけ的ピークを想像していたのですが、
ここまででも達成感ありますよ。

どうやら完全復活したようです。

階段と蛇紋岩の岩場を交互に下りていきます。
とにかく蛇紋岩は滑りやすい。
脆い上に加えて人が多いので、足がかりになりそうなポイントは
角が取れた上に磨かれてツルツルです。

途中の展望地より鳩待峠方向、いちいち美しい。
なんだろう、写真じゃ伝わらないこの感じ。
伝えられるようだったらカメラで飯食っていけるか・・・

15:45 笠ヶ岳方面との分岐到着

分岐のすぐ先には小さいですが湿原がありました。

16:15 オヤマ沢1980m到着。
鳩待峠まで残り1.6km、標高差で約400m。

ヘリの爆音の方向を見ると小至仏山のピーク付近でホバリング。
そういや山頂と小至仏の間で動けなくなってた人がいたな・・・
自力下山出来なくなって救助要請したっぽい。
しばらく下山を続けていると登ってくる人が。
この時間から登ってくるなんてと思ってたらザックにはPOLICEの文字。
その数分後には帽子に谷川岳山岳警備隊の方とすれ違う。
ご苦労様です。

16:34 鳩待峠まで残り2.0km

平坦になってきました。
あと少しのようです。

16:50 鳩待峠到着、一応下山完了。
といっても山ノ鼻のテント場まで3.3kmが残っている。
小休止をしてヘッドライトを装着、17:47 山ノ鼻に到着。

↑クリックするデカイ↑
往路のGPSデータ

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復路のGPSデータ
山ノ鼻→至仏山→鳩待峠→山ノ鼻
標高差 約818m
歩行距離 約10.7km
所要時間 8時間25分
外見のなだらかな山容とは裏腹に蛇紋岩の滑りやすい岩場、
雨天なら格段に難易度上がるんじゃないかな?
燧ヶ岳方面も、新潟県方面も素晴らしい景色、
流石、深Q日本百名山!
登れて良かった!
後編へ続く