2017年06月05日
'17.06.03 雲取山 鴨沢ルート日帰り登山

さて今回は雲取山です。
東京都最高峰にして深Qの100名山でもあります。
かねてから一度行ってみろと言われ続けていたのですが、
行けと言われると行きたくないのですよ。
上から目線で
「一度行ってみろ」
って言う人って、
得てしてこっちのお薦めは絶対行かない人多いよなとか思うわけで。
登山なんて人に強制されて登るもんでもないので、
敢えて避けていたわけですよ。
まあ保険の営業なんかと同じ感覚です。
必要ならこっちから頼むから、入れ入れと営業しにくるなと。
その時が来たら勝手に行きますよ
ってことで、
その時が来たみたいなので雲取山に行くことにしました。
来年にちと大きな目標(仮称Project SKY)ができたので、
ストイックに登ろうかと。
大倉-蛭ヶ岳のピストンは時期的にヒルやら気温やらでさける方向で。
目安として標高差2000mくらいで距離20kmくらいのハードな行程のルートをリサーチ・・・
するまでもなく、
ハッと思い出したかのようにピンときたのが雲取山でした。
長い、辛いとさんざん言われ(実兄いわく、本格登山の登竜門)てきたので、
ここはサクッと日帰りで行ってきてやろうじゃないかと。
実兄のせいらますお氏、うたせさん、だーたかさん、
それぞれ同日の雲取山レポですが三者三様の視点の違いが面白い。
身内系のレポを参考に山行計画を立てる。
小袖乗越の駐車スペースが競争率高そうなのでいつものように前泊して早朝からの行動予定。
木曜までに準備を整え、金曜の帰宅後に速やかに出発する手はずを整えた。
蛭ヶ岳とほぼ同じ装備だが、気温が高い時期なので水は多め。
蛭ヶ岳の時は帰路にハイドレーション切らしたのでフルに3リットル、
ザック重量12kgってとこか。
と、ここまでは計画通り・・・
が、前日から色々あってまあ大変でした。
予定も色々と変更に。
当初、早目出発で22時には小袖乗越着で車中泊、充分に睡眠をとるプランでしたが、
家で睡眠、深夜出発で早朝着、仮眠してからの山行に変更。
ばるで山飯用のアルボンディガスをテイクアウト、ついでにマイハニーも拾っていくことに。

ですが、マイハニーは登らず駐車場でぬことお留守番です。
コンビニで買い出し奥多摩湖の西端、鴨沢を目指す。
奥多摩は丹沢とちがって東名で1時間というわけにはいかないアクセスの悪さがネックだ。
小袖乗越の丹波山村営駐車場に向かおうとするも、
側道に入ってすぐに切り返せないヘアピンカーブに難儀する。
やり過ごして三度目の正直で小袖乗越の駐車場に到着。
時刻は04:00ジャスト。
既に車びっしり。
一番奥に一台だけスペースが有り、なんとかねじ込めた。
軽く一杯飲んで04:30に横になる。
6時過ぎに起床。
身支度整えて車を降りると色々スゲーことに。

駐めたは良いけど出せるんでしょうかね・・・
というわけで
06:37 小袖乗越駐車場出発、行動開始です。
見せてもらおうか、
東京都最高峰の実力とやらを!

06:41 登山道入り口
丹波山村のゆるキャラ、タバスキーが出迎えてくれました。
東京都の最高峰に登るのに入り口は山梨県丹波山村なんですね。

序盤はこんな感じの樹林帯歩き。
景色の変化もほとんど無くうっそうとした杉林の中をひたすら進みます。

07:41 堂所に到着。
標柱や残り何kmといった表示が全くないので、
高度計と経過時間でペースを調整。
大倉尾根ペースなら無理せず充分に日帰りできると判断したので、
ざっくりと標高400m/h≒100m/15minで計算。
5分に一度高度計を確認、標高+30m前後を目安に、
行程の進捗を把握することにします。

登山道っぽいけど奥は行き止まりのようです。
まあまあいいペースで登っているのですがいまいちスイッチが入らない感じです。
斜度がきつくないので序盤でなるべく距離を稼ぎたいところです。
ふと左手を見ると

富士山が綺麗です。
そしてこの青空、今日の山行の勝利を確信します。

巻きたいのはやまやまですが、
初志貫徹でまずは七ツ石小屋に向かいます。

08:22 七ツ石小屋に到着。
なんですかね?
居酒屋のメニューかと思ったら山の標柱でした。

テント場兼休憩スペース。
テント場としてはそんなに広くはないようです。
行動食を取り小休止しながら上を向くと・・・

手を伸ばせば届きそうなほど青空が近い!
すでに来て良かった感がハンパねぇです。
何という達成感。
というわけで、下山します。

08:31 七ツ石小屋を出発です。
小屋は標高1597mとのこと、雲取までは標高差420m
このペースなら意外と早く着きそうな感じです。

小屋を出てすぐの分岐に水場がありました。
グローブ外して両腕をじゃぶじゃぶ洗ってさっぱりです。

ここも巻かないで七ツ石山を目指します。

ようやく杉の樹林帯から抜けたようです。
やはり青空が近い。

08:45 鷹ノ巣山方面との分岐

鷹ノ巣山への稜線も気持ちよさそうな感じですね。
しばらく登ると

朽ちかけた社がありました。
この辺りから随分と開けてきました。
そ
し
て

08:52 七ツ石山1757.3m登頂です。
山頂は開放感あってスゲー気持ちいいです。

高度計との誤差68mか・・・
約70mで補正して以後のペースは調整です。

富士山が綺麗です。
6月とは思えない見通し。
七ツ石山だけでもかなり満足度高いんじゃないでしょうかね。
というわけで、下山します。

山ツツジでしょうかね・・・
ちょっと和みます。

↑クリックするデカイ↑
南アルプスの息をのむような美しさにしばし見とれます。
つか南アって本当に南北方向に長いよな・・・
というわけで一気にテンション上がって意気揚々と歩みを進めます。
マジでこの稜線歩きは気持ち良すぎる。
百名山は伊達じゃないですな。

09:18 ヘリポートに到着。
確かに開けて平なので幕営したくなる気も分からなくはないですが、
普通に考えてヘリポートでテントはねぇよな・・・

ローターの旋回半径含めてヘリが着陸できる平地の確保って、
山中だと当たり前に難しいですよね。

とくに休憩する必要もなかったので、
奥多摩小屋はスルーします。

ここも巻かずに尾根歩きです。
ヨモギの頭を目指します。

登ってきた方を振り返るとこんな感じ。
正面が七ツ石山ですかね。

ここで一変してつづら折りの急登です。
ここが一番の難所かも。
ペースを落として焦らずに登っていきます。

富田新道との合流地点。
どうやらこの辺が小雲取山らしいです。

再び開けた稜線歩きです。

小屋が見えてきました。

小屋のすぐ上部に山梨百名山の標柱が・・・
って、もう山頂ですか?
えええ、
拍子抜けするほどあっさり登頂なの?
北側に行くと画像で見たことあるやつがありました。

10:04 雲取山2017.1m登頂です。
日本百名山にして東京都の最高峰ゲットです。
七ツ石山の方が登頂っ!って感じがあったのですが・・・
気付いたらいきなり山頂かよって感じです。

2017年記念のこいつは今年いっぱいで撤去するんですかね・・・

高度計との誤差は63m。
そういや久しぶりの標高2000m越えです。
山頂で昼飯にしようかとも思いましたが、
時間も早いし、つか腹がそんなに減ってないので雲取山荘に移動することにします。

鹿の親子がいました。
山荘に向けてはまあまあ降りる感じです。
ほどなくして

雲取山荘の赤い屋根が見えてきました。

10:21 雲取山荘到着。
立派な構えです。

お湯を沸かしている間にポテチで塩分補給。
つかパッケージが気圧差でパンパンだ。

昼飯はクスクスとアルボンディガス(スペイン風肉団子)
荒船山に続いて二回目のクスクスです。

11:01 下山開始です。

色々勘違いしてなぜか三峯方面へいってしまいました。
下山は雲取山頂に寄らず東の巻き道を使おうと思っていたのですが、
雲取山荘の北側に巻き道の分岐があると思い込んでいたのです。
再度確認して山荘に戻ります。

11:22 改めて下山開始。
ふぅ…
認めたくないものだな。
自分自身の若さゆえの過ちというものを。

三条方面は通行禁止になっていました。

そしてこっちが東の巻き道です。
単純に山荘到着時に巻き道との合流を見落としていただみたい。
とにかくつまらんイージーミスが致命的にならずにすんで良かったです。

東の巻き道は熊笹が高い位置にあって身体に引っかかります。
半袖だとけっこう痛いかも。

入ってすぐに崩落地の通過です。
なかなかスリリングじゃないか。

のぞき込むとこんな感じ。
危ないのでとっとと通過します。

11:56 メインルートに合流

富田新道に行こうかと悩みましたが、ここは尾根道で下りました。

ここにも鹿がいました。
けっこう近づいても逃げないところを見ると人慣れしてるようです。

12:19 富田新道との分岐。
富田新道だとどれくらい時間が違うのか知りたいところですね。

12:26 奥多摩小屋
休憩しようかと思いましたが帰りもスルーします。
だってスゲー混んでるんだもの。

奥多摩小屋からヘリポートに掛けてはテントが絶賛増殖中でした。
この時間で登ってくる人達は8割方テント泊装備のようでした。

12:47 ブナ坂分岐

七ツ石の山頂にもう一回も悪くないのですが、
巻き道で違う景色を味わうことにして右の巻き道で行くことにします。

綺麗に整備されていて歩きやすい涼しげな森の道です。
この辺で続々とテント泊の方々とすれ違います。
時間帯も遅いせいか、やっぱ七ツ石山は巻いちゃうんですね。

13:23 意外と下りが長く感じます。
樹林帯に入ってからが長い長い。
本当にここを登ってきたのかというくらい長く感じます。

14:14 廃屋を通過

14:23 タバスキーと再開して、
14:26 小袖乗越駐車場到着、
下山完了です。
歩行距離 19.2km
累積標高差 2097m?
所要時間 7時間49分

↑クリックするデカイ↑
今回のGPSデータ
こうやってみると確かに長いですね。
しかし標高差に対して水平距離が長い分、
平均斜度は全体的に緩いように感じました。
まあ鴨沢バス停スタートじゃないんで、
小袖乗越の駐車場からだと標高で210mほど稼げるようです。
時間にして約30分といったところでしょうか。
数字的だと大倉ー丹沢山と同じくらい(距19.2km差1680m)ですが、
平均斜度が緩い分雲取山の方が楽に感じました。
激しいアップダウンもあまりないですし。
登り返しは精神的にもダメージでかいですしね。
七ツ石山までの単調な樹林帯をいかにクリアするかがポイントかも。

マイハニーと合流、駐車場で15時過ぎまで休憩。
その後、道の駅たばやまの温泉、のめこいの湯で汗を流すことに。
帰りは丹波山から大月に抜けて中央道で。
眠気に勝てず藤野PAで仮眠して、モスバーガーで小腹を満たしてると渋滞も解消。
圏央道、東名と乗り継いで横浜着。

ばるで
ビィィィィルゥゥゥァェ!
ということで、
天候にも恵まれ、
抜群の眺望に癒やされた
良い山行になりました。
どの山もそうですが登ってみないと分からないこともあるわけで。
トレーニングとしては若干物足りなさがありましたが、
思っていた以上に収穫のある山でした。
ストイックに登ろうかと。
大倉-蛭ヶ岳のピストンは時期的にヒルやら気温やらでさける方向で。
目安として標高差2000mくらいで距離20kmくらいのハードな行程のルートをリサーチ・・・
するまでもなく、
ハッと思い出したかのようにピンときたのが雲取山でした。
長い、辛いとさんざん言われ(実兄いわく、本格登山の登竜門)てきたので、
ここはサクッと日帰りで行ってきてやろうじゃないかと。
実兄のせいらますお氏、うたせさん、だーたかさん、
それぞれ同日の雲取山レポですが三者三様の視点の違いが面白い。
身内系のレポを参考に山行計画を立てる。
小袖乗越の駐車スペースが競争率高そうなのでいつものように前泊して早朝からの行動予定。
木曜までに準備を整え、金曜の帰宅後に速やかに出発する手はずを整えた。
蛭ヶ岳とほぼ同じ装備だが、気温が高い時期なので水は多め。
蛭ヶ岳の時は帰路にハイドレーション切らしたのでフルに3リットル、
ザック重量12kgってとこか。
と、ここまでは計画通り・・・
が、前日から色々あってまあ大変でした。
予定も色々と変更に。
当初、早目出発で22時には小袖乗越着で車中泊、充分に睡眠をとるプランでしたが、
家で睡眠、深夜出発で早朝着、仮眠してからの山行に変更。
ばるで山飯用のアルボンディガスをテイクアウト、ついでにマイハニーも拾っていくことに。

ですが、マイハニーは登らず駐車場でぬことお留守番です。
コンビニで買い出し奥多摩湖の西端、鴨沢を目指す。
奥多摩は丹沢とちがって東名で1時間というわけにはいかないアクセスの悪さがネックだ。
小袖乗越の丹波山村営駐車場に向かおうとするも、
側道に入ってすぐに切り返せないヘアピンカーブに難儀する。
やり過ごして三度目の正直で小袖乗越の駐車場に到着。
時刻は04:00ジャスト。
既に車びっしり。
一番奥に一台だけスペースが有り、なんとかねじ込めた。
軽く一杯飲んで04:30に横になる。
6時過ぎに起床。
身支度整えて車を降りると色々スゲーことに。

駐めたは良いけど出せるんでしょうかね・・・
というわけで
06:37 小袖乗越駐車場出発、行動開始です。
見せてもらおうか、
東京都最高峰の実力とやらを!

06:41 登山道入り口
丹波山村のゆるキャラ、タバスキーが出迎えてくれました。
東京都の最高峰に登るのに入り口は山梨県丹波山村なんですね。

序盤はこんな感じの樹林帯歩き。
景色の変化もほとんど無くうっそうとした杉林の中をひたすら進みます。

07:41 堂所に到着。
標柱や残り何kmといった表示が全くないので、
高度計と経過時間でペースを調整。
大倉尾根ペースなら無理せず充分に日帰りできると判断したので、
ざっくりと標高400m/h≒100m/15minで計算。
5分に一度高度計を確認、標高+30m前後を目安に、
行程の進捗を把握することにします。

登山道っぽいけど奥は行き止まりのようです。
まあまあいいペースで登っているのですがいまいちスイッチが入らない感じです。
斜度がきつくないので序盤でなるべく距離を稼ぎたいところです。
ふと左手を見ると

富士山が綺麗です。
そしてこの青空、今日の山行の勝利を確信します。

巻きたいのはやまやまですが、
初志貫徹でまずは七ツ石小屋に向かいます。

08:22 七ツ石小屋に到着。
なんですかね?
居酒屋のメニューかと思ったら山の標柱でした。

テント場兼休憩スペース。
テント場としてはそんなに広くはないようです。
行動食を取り小休止しながら上を向くと・・・

手を伸ばせば届きそうなほど青空が近い!
すでに来て良かった感がハンパねぇです。
何という達成感。

08:31 七ツ石小屋を出発です。
小屋は標高1597mとのこと、雲取までは標高差420m
このペースなら意外と早く着きそうな感じです。

小屋を出てすぐの分岐に水場がありました。
グローブ外して両腕をじゃぶじゃぶ洗ってさっぱりです。

ここも巻かないで七ツ石山を目指します。

ようやく杉の樹林帯から抜けたようです。
やはり青空が近い。

08:45 鷹ノ巣山方面との分岐

鷹ノ巣山への稜線も気持ちよさそうな感じですね。
しばらく登ると

朽ちかけた社がありました。
この辺りから随分と開けてきました。
そ
し
て

08:52 七ツ石山1757.3m登頂です。
山頂は開放感あってスゲー気持ちいいです。

高度計との誤差68mか・・・
約70mで補正して以後のペースは調整です。

富士山が綺麗です。
6月とは思えない見通し。
七ツ石山だけでもかなり満足度高いんじゃないでしょうかね。

山ツツジでしょうかね・・・
ちょっと和みます。

↑クリックするデカイ↑
南アルプスの息をのむような美しさにしばし見とれます。
つか南アって本当に南北方向に長いよな・・・
というわけで一気にテンション上がって意気揚々と歩みを進めます。
マジでこの稜線歩きは気持ち良すぎる。
百名山は伊達じゃないですな。

09:18 ヘリポートに到着。
確かに開けて平なので幕営したくなる気も分からなくはないですが、
普通に考えてヘリポートでテントはねぇよな・・・

ローターの旋回半径含めてヘリが着陸できる平地の確保って、
山中だと当たり前に難しいですよね。

とくに休憩する必要もなかったので、
奥多摩小屋はスルーします。

ここも巻かずに尾根歩きです。
ヨモギの頭を目指します。

登ってきた方を振り返るとこんな感じ。
正面が七ツ石山ですかね。

ここで一変してつづら折りの急登です。
ここが一番の難所かも。
ペースを落として焦らずに登っていきます。

富田新道との合流地点。
どうやらこの辺が小雲取山らしいです。

再び開けた稜線歩きです。

小屋が見えてきました。

小屋のすぐ上部に山梨百名山の標柱が・・・
って、もう山頂ですか?
えええ、
拍子抜けするほどあっさり登頂なの?
北側に行くと画像で見たことあるやつがありました。

10:04 雲取山2017.1m登頂です。
日本百名山にして東京都の最高峰ゲットです。
七ツ石山の方が登頂っ!って感じがあったのですが・・・
気付いたらいきなり山頂かよって感じです。

2017年記念のこいつは今年いっぱいで撤去するんですかね・・・

高度計との誤差は63m。
そういや久しぶりの標高2000m越えです。
山頂で昼飯にしようかとも思いましたが、
時間も早いし、つか腹がそんなに減ってないので雲取山荘に移動することにします。

鹿の親子がいました。
山荘に向けてはまあまあ降りる感じです。
ほどなくして

雲取山荘の赤い屋根が見えてきました。

10:21 雲取山荘到着。
立派な構えです。

お湯を沸かしている間にポテチで塩分補給。
つかパッケージが気圧差でパンパンだ。

昼飯はクスクスとアルボンディガス(スペイン風肉団子)
荒船山に続いて二回目のクスクスです。

11:01 下山開始です。

色々勘違いしてなぜか三峯方面へいってしまいました。
下山は雲取山頂に寄らず東の巻き道を使おうと思っていたのですが、
雲取山荘の北側に巻き道の分岐があると思い込んでいたのです。
再度確認して山荘に戻ります。

11:22 改めて下山開始。
ふぅ…
認めたくないものだな。
自分自身の若さゆえの過ちというものを。

三条方面は通行禁止になっていました。

そしてこっちが東の巻き道です。
単純に山荘到着時に巻き道との合流を見落としていただみたい。
とにかくつまらんイージーミスが致命的にならずにすんで良かったです。

東の巻き道は熊笹が高い位置にあって身体に引っかかります。
半袖だとけっこう痛いかも。

入ってすぐに崩落地の通過です。
なかなかスリリングじゃないか。

のぞき込むとこんな感じ。
危ないのでとっとと通過します。

11:56 メインルートに合流

富田新道に行こうかと悩みましたが、ここは尾根道で下りました。

ここにも鹿がいました。
けっこう近づいても逃げないところを見ると人慣れしてるようです。

12:19 富田新道との分岐。
富田新道だとどれくらい時間が違うのか知りたいところですね。

12:26 奥多摩小屋
休憩しようかと思いましたが帰りもスルーします。
だってスゲー混んでるんだもの。

奥多摩小屋からヘリポートに掛けてはテントが絶賛増殖中でした。
この時間で登ってくる人達は8割方テント泊装備のようでした。

12:47 ブナ坂分岐

七ツ石の山頂にもう一回も悪くないのですが、
巻き道で違う景色を味わうことにして右の巻き道で行くことにします。

綺麗に整備されていて歩きやすい涼しげな森の道です。
この辺で続々とテント泊の方々とすれ違います。
時間帯も遅いせいか、やっぱ七ツ石山は巻いちゃうんですね。

13:23 意外と下りが長く感じます。
樹林帯に入ってからが長い長い。
本当にここを登ってきたのかというくらい長く感じます。

14:14 廃屋を通過

14:23 タバスキーと再開して、
14:26 小袖乗越駐車場到着、
下山完了です。
歩行距離 19.2km
累積標高差 2097m?
所要時間 7時間49分

↑クリックするデカイ↑
今回のGPSデータ
こうやってみると確かに長いですね。
しかし標高差に対して水平距離が長い分、
平均斜度は全体的に緩いように感じました。
まあ鴨沢バス停スタートじゃないんで、
小袖乗越の駐車場からだと標高で210mほど稼げるようです。
時間にして約30分といったところでしょうか。
数字的だと大倉ー丹沢山と同じくらい(距19.2km差1680m)ですが、
平均斜度が緩い分雲取山の方が楽に感じました。
激しいアップダウンもあまりないですし。
登り返しは精神的にもダメージでかいですしね。
七ツ石山までの単調な樹林帯をいかにクリアするかがポイントかも。

マイハニーと合流、駐車場で15時過ぎまで休憩。
その後、道の駅たばやまの温泉、のめこいの湯で汗を流すことに。
帰りは丹波山から大月に抜けて中央道で。
眠気に勝てず藤野PAで仮眠して、モスバーガーで小腹を満たしてると渋滞も解消。
圏央道、東名と乗り継いで横浜着。

ばるで
ビィィィィルゥゥゥァェ!
ということで、
天候にも恵まれ、
抜群の眺望に癒やされた
良い山行になりました。
どの山もそうですが登ってみないと分からないこともあるわけで。
トレーニングとしては若干物足りなさがありましたが、
思っていた以上に収穫のある山でした。