杓子岳と白馬鑓のツーショット。
杓子岳の山容、なんか「図形!」って形してるよね。
振り返って白馬岳と白馬山荘、
手前に村営白馬岳頂上宿舎。
正面のこんもりとしたところが丸山2768mっぽい。
かなり近づいたようだけど、まだあるな。
山がでかくてなんかスケール感がおかしくなってる。
杓子と鑓をバックにセルフィー。
ん?
KazYo!ネキがヘルメット被ってる。
マムートの新作ヘルメットです(嘘)
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実は山ヘルメットを持っていないKazYo!ネキ、
直前のリモート飲み会の際に
今回の不帰ノ嶮に備えてヘルメット云々という話になりまして、
メーカーの山ヘルなんてロゴが書いてあるだけで諭吉飛んでくから、
ワー〇マンので十分だよなんてことになり、
遡ること出発の二日前の夜に俺氏がワーク〇ンで調達し、
ついでに現場仕様のテプラも制作。
マンモスの絵はCozyニキが段ボールに下書きして練習、
サインペンで直で書き込み、
皆の安全登山の思いを込めたオリジナルなのです(嘘)
Cozyニキ曰く、
本家マムートにも訴えられないくらいの
ヘタうまがちょうど良い
とのこと。
まあ、
それはさておき、
翌日の不帰ノ嶮でいきなり被るのでなく、
ベルト等の調整の為にも
本番前に一回フィッティングをみておいたほうが良いよってことで、
恥ずかしがる(当然)KazYo!ネキに半ば強引に被らせた次第。
杓子岳の巻き道が見える、
ってことは山頂はあの斜面直登か・・・
巻き道分岐と言っても
木の板が登山道の上に置かれてるだけでした。
ガレガレの斜面を直登
これ、
けっこう足やられるやつだな・・・
12:52 杓子岳2812mに登頂
杓子岳より白馬岳(右)と旭岳(左)
13:01 杓子岳を出発
左は切れ落ちた崖、右手もガレの急斜面。
稜線で吹き曝し、ザックがでかくて煽られるので慎重に進む。
振り返って杓子岳の山頂、赤っぽいですね。
なんという今にも崩れそうな不安定な形状。
これ知ってたら全然くつろげないよ。
杓子の巻き道との合流地点ら辺から鑓に続く稜線、
けっこう登り返す感じ。
鑓は杓子と違って白っぽいですね。
コルの辺で色がくっきりかわってるのが分かる。
振り返って杓子岳と白馬岳、
青空と気持ちの良い稜線。
鑓までもう少し。
14:05 白馬鑓ヶ岳2903mに登頂
ポーズ決める人その1
ポーズ決める人その2
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もはや説明する言葉などいらないほどの絶景
14:30 二日目の泊地、天狗山荘に向かいます
14:44 鑓温泉分岐
鑓温泉の小屋もコロナ渦で閉鎖中とのこと。
振り返って白馬鑓、
鑓ってネーミングの割にはあまり尖っていない。
天狗山荘と天狗池が見えてきた。
ゴールまであと少しです。
15:11 天狗山荘に到着
標準CT 6時間35分
所要時間 8時間11分
コースタイム 6時間21分
CT比0.96
でした。
距離 10.7km
登り累積標高差 1395m
下り累積標高差 1065m
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歩いたルートはこんな感じ。
二日目は今回の縦走で距離、標高差ともに一番ありましたが、
午後からは雲も切れて抜群の眺望にありつけました。
小蓮華から白馬への稜線はとても穏やかで歩きやすく、
人気のルートなのも至極納得。
白馬山頂にホワイトホースも持って行けたし、
もう
満足度150%ですよ。
テン場はこんな感じ、雛壇状になっています。
けっこう大きめの石があるので張り縄は固定しやすいです。
小屋は素泊まり営業のみでしたが、
生ビール(1000JPY)が買えたので乾杯です。
ホント、飲んでばっかだな・・・
小屋の自炊室が使えたのでありがたく使わせて頂きます。
ロースターで餅コンビーフ。
オイルサーディンをアヒージョ風に。
写真ないけどフォカッチャ炙って、油吸わせて食べました。
分厚く切ってスモークベーコン焼き焼き。
翌日の不帰ノ嶮に備え、
少しでもザックを軽くするためとにかく飲み食いしていると、
ソロの男性が
「モルゲンロートが見えますよ」
朝じゃないからモルゲンじゃねぇだろと思ったが、
言いたいことは何となく分かった。
外に出てみると・・・
テン場から夕陽に焼かれる白馬鑓ヶ岳
KazYo!ネキ撮影の夕陽
モルゲンロート(Morgenrot)=朝焼け
アーベントロート(Abendrot)=夕焼け
アルペングリューゲン(Alpengluhen)=いわゆる山肌が赤くなる現象
日本ではなぜか
アルペングリューゲン=モルゲンロート
って意味で定着してるみたいですね。
で、
外から戻ると寒気を訴えるM田氏。
ちと様子がおかしい。
テントは設営してあるが、
小屋に確認したところ部屋に空きがあるとのことで、
M田氏は大事をとって急遽、小屋泊に切り替えることに。
テント内の必要な物をKazYo!ネキが回収、
俺氏はお湯を沸かしM田氏に飲ませる。
翌日は難所の不帰キレットを越えのルート。
M田氏の体調次第では栂池まで戻る可能性も。
翌日の出発時間06:30を確認し、
M田氏の回復を祈りつつテントに潜り込んだ。
最終日に続く