水道橋 うけもち 閉店

Nao_K

2018年10月09日 23:05

当ブログでも度々名前が出てくる

都内某立ち飲み屋こと

水道橋うけもち

2018年9月28日をもってその歴史に幕を閉じた。




歴史の目撃者の一人として、

ここにわずかではあるが、

その記憶を残しておこうと思う。






自分とうけもちとの出合いはとあるオンラインゲームからだった。

いわゆるクランの主要メンバーの一人がうけもちの常連だったことから始まった。

最初は何とな~く通っていたが、

常連さんの一人が企画したカートに参加したことをきっかけに、

自分も徐々に深く関わるようになっていった。

登山を始めてから自分も部室と呼ぶようになった。

山に行った休み明けは反省会と称して通うようになり、

ここで報告をするのが本当に楽しかった。




改札を出てドームとは逆方向へ、

大手餃子チェーン店の角を左に・・・




歩き慣れた路地を右に行くと・・・




店主のカブが目印、

サラリーマンの憩いの場は意外にもひっそりと存在していた。




冬はおでん




夏はスパサラ




全品300JPY


The 明朗会計!




一杯目はホッピーで始めるのが定番





色々な人に出会い、

色々な話をし

色々なことを始め、

色々な亊を経験した。

ここが無ければ山にだって登っていなかったと思う。




ここに来るのに待ち合わせなんて必要無い。

顔を出せば必ず誰かがいる。




異業種交流

大人の社交場

サラリーマンの放課後













酒場の醍醐味





年齢も、

性別も、

職業も関係ない。


ここでは皆平等だ。


そして酒をきっかけに広がっていく人間関係、

この店で得た人脈や経験は計り知れないほどの財産だ。


良き店は良い人を育て、

良き客は良い店を作る・・・


なによりお店が良かったから、

Umeタソが大好きだったから、

だからこそ皆通ったんだと思う。





店主のUmeタソ

個人経営の飲食店が、

立ち退き、経営不振、体調不良以外で閉店ってなかなかないですよ。

勤め人なら早期退職と同じだからね。

素晴らしいことです。

ゆっくり休んで下さい。




我々の部室としてこのシャッターが開くことは無いだろう。

そして現実に戻りまた日々を生きていく。

心の錆び落としと称してどこかでまた飲むのだろう。

寂しくなるけど、

ここは笑顔で見送らないとね。




Umeタソへ

できれば白馬岳で一緒にホワイトホース飲みたかったけど、

まあ今生の別れじゃないし、

生きていればいつかできると思ってます。

本当にありがとうございました。

そしてお疲れ様でした。



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